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kin-3私のふるさと遼寧省本渓(りょうねいしょうほんけい)市。鉄鋼と石炭の生産を主な産業とする、人口約140万人の町です。戦前には1万人以上の日本人が住んでいたといわれています。現在は栃木県小山市とは、友好都市になっています。
本渓市の名物は、本渓鋼鉄公司(会社)の工場の煙、本渓の名前のもとになった本渓湖、そして何といっても「水洞」と呼ばれる鍾乳洞。本渓人は「本渓水洞(ほんけいすいどう)はアジア最長の鍾乳洞だ」と自慢します。
鍾乳洞内遊覧ボートで洞内奥まで入る事ができ、奥までの長さは3キロ以上続いています。自然が生い茂る本渓は、都会のざわめきを感じさせない静かで神秘的な、ひょっこり仙人が現れてもおかしくないような場所です。
洞窟内の温度は年中10度前後で安定していますが、夏は船着き場で貸し出しているウインドブレーカーを着なければならないぐらい涼しく、冬は外のほうが寒いので、中に入るとむしろ暖かく感じます。
もうひとつの名所「関門山」(かんもんざん)を紹介します。ドアのような形をした、紅葉の名所として知られている。関門山の森林公園は自然が美しく、特に秋には紅や黄色の紅葉が山を彩り美しくなります。毎年、多くの人々がスケッチに訪れます。
私のふるさと「本渓」…自然に恵まれ、素晴らしい観光地。機会があれば皆さん是非一度訪れてください。

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