nakatomi-1

 当社は主に業務用の血圧計や心電計などを健康管理に関係する製品の製造販売をしておりますが、これから紹介する本の著者や出版社及び内容に関して一切関係ありません。
 この本は社内で薦められ読んだところ、健康医学に興味のある方でご自身もしくは近しい方の心と身体の健康状況を改善したい(させたい)と御考えの方に大変参考になると思い紹介します。

「なぜ「これは」健康によいのか?」 順天堂大学医学部教授 小林 弘幸著です。

本の内容は、著者が医者の立場で、自律神経のコントロールが体の免疫力を最大限に引出す効果があり、近い将来医学と健康の常識となるであろうと予測し、長年に亘る豊富な経験をもとに、自律神経の働きとコントロール方法をわかりやすく解説したものです。
ご存知の方も多いと思いますが、自律神経とは内臓や血管機能をコントロールする神経です。自律神経は、大別すると「交感神経」と「副交感神経」の2種類で構成され、交感神経が体を支配するとアクティブな状態になり、副交感神経が支配すると体はリラックスした状態になります。人間の体は、相反する働きを持った2つの自律神経が、相互に体を支配することによって身体機能が保たれています。

naklatomi-2

自律神経の働きが、私たちの健康に大きな影響を及ぼしていることを、具体的に多くの事例を掲げ、生活習慣における最良の選択、改善方法を指導されています。
下記はほんの一部ですが紹介します
 ①ウォーキングとジョギングはどちらが健康によいのか。
 ②朝の運動と夜の運動はいったいどちらが安全で体によいのか。
 ③「早起きは三文の徳」というのは、健康の観点から見るとどうなのか。
 ④ヨガが体によいといわれるのは、一体どうしてか。
 ⑤一日三回の食事には、どのような理由があるのか。

ここで終われば、「答えについて興味を持たせ、買わせる手だろう!」と
いわれる方がいるかもしれませんので、①から⑤の結論を書いておきます。
 ①ウォーキングの方が健康効率は断然高い 
 ②朝は体調が不安定な時間帯なのでお勧めできない
 
 ③すべきことが決まっていれば意味があるが、ただ早起きしても意味が無い
 ④ヨガは深い呼吸をして自律神経のバランスを整えるから健康によい。
 ⑤食べ過ぎさえ気をつければ、3食食べた方が自律神経の働きからも良い。

え「結論だけで消化不良をおこさせる手だろう、よけい怪しい。」と思われる方がいる(ToT)
もっと詳しくご紹介したいのですが、本誌の編集ご担当T様から800字程度に納めろと言われ、すでに越えたためお勧めする点が多々あるにも拘らず、断腸の思いで概略説明に留めているだけです。
「弁解ばかりでますます怪しい」ですか… もう、この辺でご紹介終わりにします。

P.S
それでも興味を持たれた心の広い方は、読まなくても自律神経が正常にバランスしている方かもしれません!? 価格1,470円は少々高い買い物ですので。
まだ何かいいたい方はそういった訳で是非購読下さい・・・