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半年前iPhone4Sに乗り換え、その使いやすさに超びっくりしました!!スマホを電子レンジにかざすと一度に数品完成(^_^)/。こんな事もすぐに日常になるんでしょうね、きっと!
一方パソコンにおいてはパーソナルユースとしてすっかり進化しつくしたという感じをもっています。年賀状作成とネットショッピング…、十分でしょう(かなりの個人的見解です)。
そんな便利を極めた機械が、ここにくるまでの、実にアナログチック!な過程の一部をご紹介できればと思います。

nifty1「ニフティサーブ」─ご存じですか?
パソコンの普及に一役かった?といっても過言ではないネット通信の草分け的存在です。
ここ「ニフティサーブ」はすべてテキスト(文字)表示で、政治から旅行占いなど数多くのフォーラムで構成されてました。
当時ここから広がったことといえば、今やすっかり認知されてる顔文字!ニフティサーブでは文字のみの表示なので、顔文字はコミュニケーションをとる中でも重要な伝達表現を果たし、そして進化を遂げた一つだと思います。
限られた時間と文字数で、表現しづらい微妙なニュアンスを伝えるのにすごく助かりました。ひらがな、カタカナと並んで現代に生まれた新しい文字といってもいいくらい(といっても生まれは米国かな?)だと思います。
さらに表現つながりで加えると、「ネットが荒れる」が出現したのもここからではないでしょうか。
はじめの頃は気の合う仲間が集まってるわけですから、気を使いあって投稿しますからそうそう険悪なことになることも少なかったのでしょうが、会員数が増えると少し様子が変わります。

gozonji_nifty_img1できるだけ短く簡潔にしかも心境までも表現するとなると、この顔文字がものすごく便利な、文字通りの「文字」でした(^_^;もう一つ紹介したいのが、オークションのフォーラムです。
ウィンドウズが普及して、フォーラムのコメントがツリー構図で表示されるようになってからの普及だと思います。
入札者は、スタート金額より高い額で「○○円で入札します」とコメントをつけ、これより上回る金額を付けたければその人の下に、同様にコメントをつけます。ここで、もし同額の人が複数いた場合は出品者の出番です。投稿の時間などで判断し「△△さんが現在の最高入札者です」とコメントをつけなくてはなりません。
続く人はその△△さんの下に入札コメントをつけないと有効とはならないないので注意が必要です。
このように、出品者、入札者ともに、何時も神経を使っていないとと成立しないものでした。今のYahoo!に代表されるオークションサイトってすっごく便利ですね。
オークションまでは再現されてないみたいですが当時の様子が体験出来るアプリがあります。(この原稿書きながら見つけました)

パソコン通信体験アプリ(期間限定)
「Welcometonifty-serve」

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当時は光回線(デジタル)などなく、ネットにつなぐには電話回線(アナログ)でしたが、その通信音までもが忠実に再現されており、思わず「おーっ!」って唸っちゃいました。通信中は話し中になりましたので(上のスマホアプリは違いますよ(^_^;)、電話代の節約もあり、ほとんど夜中にやってたのを思い出します。
皆さんご存じでしたか?当時はこんなアナログ的なことをデジタル上でやってたんです(^_^;)あと20年もしたら同じようなこと誰かが言ってるかもしれませんね。何はともあれ、「Welcometonifty-serve」での味のあるアナログ感を是非味わってみて下さい。