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takenaka-3私は今年の夏、両親とアメリカへ行きました。サウスカロライナ州に住む妹に、子供が産れたからです。日本では比較的マイナーなサウスカロライナ州は、南部フロリダ州の上に位置し、「風とともに去りぬ」の舞台となったチャールストンがあり、日本との時差は、13・14時間です。シカゴで乗換えをし、日本から約24時間で到着です。
空港では、妹夫婦、義弟の家族が出迎えてくれました。初めて見る姪っ子は、写真で見るより小さく、かわいらしいと思う反面、日本人の顔とは違うので、本当に私と血が繋がっているのかと不思議な感じがしました。
最初の2日間は、義理の弟のご両親の家に泊まりました。家は、日本とはまったく違う造りで、暖炉、バスルーム、キッチン、大きな窓に驚き、ポーチのエサ場に来る小鳥、リス、ハチドリに感動しっぱなしでした。

takenaka-4アメリカの食事といえば、大きな肉!というイメージが強かったので、正直、この一週間大丈夫だろうかと思っていたのですが、全く問題ありませんでした。お義母さんの作ってくれた食事はどれも格別で、アメリカのお袋の味を味わうという貴重な体験が出来ました。
最後の3日間は、エディスト島の貸し別荘でみんなと一緒に過ごしました。このエディスト島の別荘は、もともとご先祖が建てた家で、アメリカ南部の風情を残す素敵な建物です。
帰国の前の日の夕方、雲行きが怪しくなり、雷、雨、風がどんどん激しくなってきました。

takenaka-5お義母さんが腕を振るってくれ、素敵なディナーの準備が整い、乾杯をした直後、とうとう停電になりました。キャンドルを灯した中でのディナーはいい雰囲気でしたが、エアコンが切れだんだん暑くなり、モーターが動かず水が出なくなった不安な状況のなか、カードゲームをしたり、おしゃべりをしたりし、意外な形で迎えた最後の夜を楽しむことが出来ました。
妹と姪っ子は、アメリカの家族の家族にとても大切にされているのを感じることが出来安心しました。
今度、いつアメリカに行けるかわかりませんが、往復2日かけてもまたみんなに会いたいです。