マイオアシス1
5頁⑩:マイオアシス上  初めてオリンピックの公式種目となったラグビー!しかも15人ではなく7人制のラグビーについて、ご紹介します。そもそもオリンピックの種目に選ばれるためには男女共に成立する競技である事が条件です。つまり、女子ラグビーもあるわけです。今回、大和撫子もサクラセブンとして見事オリンピック出場を勝ち取りました。女子は8月6日(土)~8日(月)、男子は9日(火)~11日(木)の3日間にわたり開催されます。  
  男女共に参加国は12カ国、プールA〜Cの3組、各4チームに分かれ、各プール1位、2位と各プール3位のうち、上位2チームの計8チームが準々決勝に進出します。プール戦における勝点は、勝ちが3点・引き分けが2点・敗戦が1点となります。
  日本の男子(世界ランキング15位)はプールCに入り、ニュージーランド(3位)、イギリス(8位)、ケニア(7位)と対戦します。ニュージーランドとは、これまで大敗続きで勝つのは難しく、イギリスとケニアに勝って2位突破で予選プールを勝ち抜いてほしいと思います。
  日本の女子(11位)はプールCでカナダ(3位)、イギリス(4位)、ブラジル(10位)と同じプールとなり、カナダとイギリスは優勝を狙えるチームで、残りは地元ブラジルと厳しい対戦が続いています。最低でもブラジルには勝利し、予選を突破したいところです。
  セブンズの見どころは、何といってもそのスピード感。人数が少ないため、個人の判断力、スキルで差がつく部分も多く、巧妙なパスやエキサイティングで流れるようなプレーも多いです。グランドは15人制と同じ広さの為、一人一人の運動量が半端なくとにかくハードです。そのため15人制の40分ハーフではなく7分ハーフ計14分で行われます。なお、スクラムは15人制のラグビーが通常8人で組むのに対し、セブンズの場合は3人で組みます。さらに、時間短縮のため、トライ後のゴール、反則後のペナルティーゴールは、ボールを地面にワンバウンドさせてから蹴るドロップキックのみで、15人制のようにボールをキックティーに置いて蹴るプレースキックは行ないません。残念ながら五郎丸ポーズは見られませんね。
  また、試合時間が短いため、1日に何試合も行われます。スタジアムの中では、BGMで盛り上げたり、観客同士が仮装して観戦したりと、お祭りのような雰囲気を味わえるというところも、セブンズの魅力の一つです。

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 色々書きましたが、男子の主将を務めるイケメン桑水流(くわずる)選手は地元福岡大学出身、藤田選手も東福岡高→早稲田、福岡選手は福岡高校→筑波大、ラティアナラ選手は玄海タンガロア福岡に所属と4人も地元から出場します。女子も可愛らしい選手達が圧倒的に体格差のある相手に勇敢に闘いを挑みます。とにかく面白いので応援しましょう。