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 私は、小学校3年生の時から、高校3年まで10年間サッカーをしてきました。サッカーをしていく中で特に感じたこと、鍛えられた事があります。
 それは「精神力」です。
 これは、サッカーだけに関わらずスポーツをする上で欠かせないものだと思います。試合の前や、特に高校最後の県大会では、プレッシャーに襲われたものです。
 そこで、今回、近頃思うこととして、2人のスポーツ選手を取り上げ、「精神力と最近のマスメディア」との関係について、書かせて頂こうと思います。

doi-3 まず1人目は、日本中を歓喜の渦に巻き込んだ、バンクーバーオリンピックで活躍した、女子フィギアスケートの浅田真央選手です。
 浅田選手は、小学生の時から、注目されており将来を有望視されていました。
 そんな中でも、数々の好成績を収めてきました。今回のオリンピックでもメダル確実と騒がれ、惜しくも金メダルには届かなかったが、ライバルのキム・ヨナ選手との激闘を繰り広げ、日本中に感動を与えてくれました。
 10代で、日本中の期待を背負い、大きな舞台に立った浅田選手は、相当なプレッシャーとの戦いだったと思います。

 

doi-4 2人目の選手は、プロゴルファーの石川遼選手です。
 石川選手も10代ながら、昨年度、最年少賞金王という、快挙を成し遂げました。
世間から、「ハニカミ王子」と親しまれ、ゴルフ界が、今までになく盛り上がったのは、石川選手のお陰と言っても過言ではないでしょう。それに伴い、世間からの期待に応えるプレッシャーを、石川選手は強く感じていたと思います。
 そんな2人の選手の共通点として、「マスメディアからの注目」が挙げられると思います。マスメディアは、独自の視点から、分析して、成績をつけ、世間に公表しています。今のマスメディアは、本当に選手の為と言えるのでしょうか?
 マスメディアの注目=(イコール)選手へのプレッシャーに影響していると思います。期待や、応援と言えば、それまでですが、行き過ぎた報道は、選手にとってはプレッシャーになり、負担になっていると思います。
 また、最近ニュースを見ていると、マスメディアは選手自身よりも結果にこだわっているように見えてしまいます。
今回取り上げた、2人の選手は、私がやっていたサッカーと違い、個々の戦いだということも忘れてはいけません。彼らは、プレーシャーを1人で抱え、1人で乗り越えなければならないのです。
これからは、もっと選手の立場に立った上での、報道が求められるのではないでし