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夏の暑さも終わり、これから本格的な秋となるはずですが、
仕事が忙しいからか、ご存じここ数年「秋」を感じず、あっと言う間に年末年始を迎えています。

 季節を感じさせる9月の行事と言えばやはり「月見」です。月見は主に旧暦8月15日から16日夜の「十五夜(じゅうごや)」と旧暦9月13日から14日夜の「十三夜(じゅうさんや)」があり、今年は「十五夜」が9月15日頃、「十三夜」が10月13日頃となっています。
 中国から中秋の十五夜に月見の祭事が伝わると平安時代の頃から貴族の間で観月の宴や船などに乗り月を直接観ず水面に映る月を見ながら歌を詠む遊びが流行したそうです。
 現代の様に祭壇を作り団子を供え始めたのは江戸時代後期からだそうで団子の形状も地域によって違いが有るそうです。 
 また、中国では中秋節として盛大にお祝いし、香港、台湾、ベトナムなどアジア各地で「月見」が催されているそうで時代、地域問わず月は人々を惹きつける何かを持っているのかも知れません。

 皆さんも日頃忙しいと思いますが、日中の暑さが和らぎ空気が澄んだ夜空に浮かぶ満月を見ながら秋を感じてみませんか?
 きっと今年は秋を感じると思います。

(画像:ウィキペディアより引用)