暑い夏も終わり、そろそろ紅葉の季節になりますが皆さんは「紅葉狩り」へ行っていますか?

 「紅葉狩り」の語源、由来~諸説ありますが、「狩り」は獣を捕まえる意味で使われていましたが、野鳥や小動物を捕まえる意味に広がり、さらに果物を採る意味にも広がりました。現在でも「いちご狩り」、「ブドウ狩り」等使われています。
 やがて「狩り」は草花を眺めたりする意味にも使われ「紅葉狩り」と言うようになったそうです。ちなみに「紅葉狩り」と言う言葉は1,200年以上も前に書かれた「万葉集」にも登場する言葉だそうで、当時の人々も紅葉を楽しんでいたと思うと感慨深いですよね。

 九州には「紅葉狩り」スポットが数多く存在します。今回は私のおすすめスポットを
3か所紹介致します!

 先ずは熊本県の「五家荘」です。五家荘(ごかのしょう)は八代市泉町にあります。
2つの「親子橋」と呼ばれるつり橋があり、そこから見る景色はまさに絶景です!また、五家荘は平家の里としても全国的に有名で、平家方の落ち武者が流れ着いた秘境とも言われています。

 次に宮崎県高千穂の「真名井の滝」です。日本建国の神々が地上に降り立ったと言う天孫降臨神話で有名で、何か神秘的な雰囲気が漂っています。紅葉と共にパワースポットとしても有名で、一度は訪れて欲しい名所です。

 最後に北九州の「河内藤園」です。2012年に「実在する世界の美しい場所10」に選ばれ非常に人気のスポットで、メインは藤棚の為メインシーズンは4月~5月ですが、大藤棚から上が「モミジの森」となっており、道の両側に紅葉したモミジが並ぶ光景は絶景です。

 例年「紅葉狩り」シーズンは11月中旬の為、年末の忙しい時期の前に体も心もリフレッシュしてみませんか?